朝起きた時、「アレクサ、おはよう」と一言発するだけで家電が全て電源オンになったらすごく便利じゃないですか?
照明をつけて、テレビをつけて、エアコンをつけて・・・と、1つ1つの動作自体は大したことありませんが、積み重なると結構無駄な行動だと感じます。
このように日々の生活でルーチン化されている「家電の電源を入れる」という行動、一言発するだけで全て自動化してくれるAlexaの音声アシスタントがめちゃくちゃ便利なのでみんなもっと使っていこうぜ!というのが今回の趣旨です。
しかし、家電をAlexaで操作しようと思ったら「Alexaに対応している家電を購入する必要があるんじゃないの?」という疑問が出ますよね?
専用の機器を使えば古い家電でもAlexaによる操作が可能となり、比較的安価で実現できてしまうんです。
今回は、今持っている家電でお手軽かつ低コストでスマートホームが実現できる方法を紹介しようと思います!
◆EchoDotやEchoShowを購入したけど、家電の操作には活用していない
◆低価格でスマートホームを実現したい方
◆スマートホームに興味があるけど、何をどうすればいいかわからない
Alexa未対応の家電を音声操作に対応させるための機器を購入しよう!
Alexaに対応している家電を購入する必要はありませんが、Alexaに対応させる為の機器を購入する必要はあります。
「なんだ結局専用機器を買わないといけないのかよ」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください!
この専用機器がそこまで高価なものではなく、どれだけ高価でも1万円程で購入できてしまうのです。
【EchoDot・EchoShow】まずはスマートスピーカーがないと始まらない!
家電の音声操作を行うにはAlexaに対応したスマートスピーカーが必要です。
家電の音声操作をはじめ、他にもショッピングリスト・リマインダー・アラーム・タイマー・ニュースの読み上げなど便利な機能が音声操作で利用可能になります。
私は最初、「Alexaなんて不要だし自分でやった方が早いわ~」とか考えていたのですが、Amazonのセールをきっかけにいざ使ってみると非常に便利な機器であることがわかり、今では我が家になくてはならない存在となりましたね。
【SwitchBot】物理的なスイッチの切り替えを行うことが可能
壁の照明スイッチ・給湯機・給湯ポットなど、スイッチを押す必要がある家電に装着します。
スマホによるリモート操作で「SwitchBot」本体からアームが伸び、ボタンやスイッチを押してくれるという仕組みになっていますね。
この「SwitchBot」とAlexaが連携することで音声操作が可能となり、アナログながらスマートホーム化に一役買ってくれるアイテムとなるわけです。
【SwitchBotHub Mini】Alexaと連携してリモコン操作が可能な家電を音声操作に対応させる
テレビやエアコンで使用しているリモコンを「SwitchBotHub Mini」に登録することで、スマホのSwitchBotアプリから操作する事ができる機器です。
EchoシリーズなどのAlexa対応スマートスピーカーと連携することで、家電の音声操作が可能となります。
テレビのチャンネル変更やエアコンの温度調整なども可能で、手が離せない状況ではとても重宝します。
【Amazon純正スマートプラグ】通電状態を管理する
スマートプラグでは、コンセント自体の通電状態を管理することができます。
家電のコンセントをスマートプラグに挿し、更にスマートプラグをコンセントに挿すことで、その機器の通電状態をAlexa管理することができます。
スイッチやリモコンの無い家電(古めの扇風機など)で使用しますが、私の場合はPCの自動電源投入にも一役買っています。
スマホから家電をリモート操作できるようになったら、Alexaと連携して音声操作を可能にしよう
スマートフォンのAlexaアプリにデバイスを登録する
SwitchBotやスマートプラグのセットアップ完了後、Alexaアプリ上で各機器を管理できるようにしなければなりません。
使用するデバイスによって追加方法は微妙に異なるのですが、右上の「+」から「デバイスの追加」を選択し、ハブやプラグなどの機器に応じて設定を完了させましょう。
「アレクサ、テレビの電源をオンにして」など、音声によって家電の操作ができるようになっていれば成功です。
起床時や帰宅時のルーチンを1度の指示でこなす「定型アクション」
Alexaを導入したら定型アクションを設定しないと損、といっても過言ではありません。
冒頭でもお話しした通り、毎日の生活の中には「必ず行っている動作」が存在します。
例えば、起床時や帰宅時には照明・テレビ・エアコンの電源を入れたり、逆に就寝時や外出時には電源を切りますよね。
そのために毎回リモコンに手を伸ばして電源を切って・・・という動作をするのが当たり前となっています。
しかしAlexaの定型アクションを使えば、外出の準備をしている間に「アレクサ、いってきます」と一声掛けるだけで全ての電源を切ってくれるような動作が可能となります。
このような定型アクションがかな~~~~~~り便利で、今では私の生活になくてはならないものになってしまいました。
定型アクションは、Alexaアプリの「その他」→「定型アクション」から設定可能です。
定型アクションでは実行条件(どんな言葉を発した時にどのような動作をさせるか)を設定することができます。
下の画像は私が起床時に使用している定型アクションの一例です。
「アレクサ、おはよう」と声をかけた時に各種家電の電源を入れ、その日の天気予報を読み上げてくれるように設定しています。
家電を音声操作できるようにしたら、必ず定型アクションも一緒に作成しておきましょう!
まとめ:Alexaを使った家電の音声操作は定型アクションと組み合わせることで最大限に活用できる!
起床・就寝時や外出・帰宅時、各種家電の電源操作がルーチン化されている方は多いはずです。
1つ1つリモコン操作してもそんなに時間はかからないという意見をいただくこともありますが、その意見はもっともです。
音声操作の一番の強みは「ながら行動」にあるといっても過言でもありませんし、もっと活用すれば「家に近づくと自動的に家電の電源がオンになる」ような使い方も可能となります。
Alexaによる家電の音声操作と定型アクションには様々な活用方法があり、今回紹介した活用方法は初歩的なものです。
工夫次第でもっと利便性を向上できる可能性を秘めていることは間違いないので、これからもっと活用方法を探っていきたいですね!
それではまた次の記事でお会いしましょう!