家で弐寺やBMSをプレイしていると、打鍵音がうるさくて家族や隣人から苦情が来たことありませんか?
何も施していない無改造のコントローラーがとにかくうるさい、というのは皆さんご存じかと思います。
打鍵音が部屋中に反響して隣人の部屋にまで音が響いたり、同居人にもうるさいと言われたりとにかく迷惑な存在となるわけです。
特に賃貸や集合住宅では隣人トラブルになりかねないレベルの騒音といっても過言ではないので、なんとかしたいところですよね。
(一人暮らし始めたての頃、何度か壁ドンされたこともあります・・・)
そこで専用コントローラーに静音化を施す必要があるわけですが、これらの4点が比較的簡単かつ高い静音効果が得られると感じたので紹介したいと思います。
- コントローラー内部をパテで埋める
- コントローラーの下に吸音性の高いモノを敷く
- コントローラーの周りを簡易的なブースで囲う
- ボタンの下にゴム材を挟む
今回私が使用したコントローラーはDAOコンのFPSと呼ばれる機種ですが、他のコントローラーでも応用することは可能ですので、参考になればと思います。
コントローラー内部を配管穴埋め用パテで埋める
必須度:★★★
静音性:★★★
手軽さ:★★☆
もうね、これは絶対にやっておきましょう。
低コストで非常に高い静音効果が期待できます。
何も施していないコントローラーの内部はほぼ空洞なので、打鍵音が反響してめちゃくちゃうるさくなります。
そこでパテのような「重さがあるもの」は遮音効果が高く、内部の空洞をパテで埋めることによって反響音をかなり抑えることができます。
パテはホームセンターなどで安くで手に入りますので、今すぐ買いに行って中を埋めましょう。
ちなみに中に丸めた紙やティッシュを敷き詰めても静音効果は全く無いのでご注意を。
コントローラーの下に吸音性の高いモノを敷く
必須度:★★★
静音性:★☆☆
手軽さ:★★★
打鍵時の下方向に加わる力に対する衝撃音を吸収します。
これやる意味ある?と思われるかもしれませんが、やるかやらないかで言えばやった方が良い。なぜならお手軽だから。
コントローラーの下に毛布やバスタオルを敷くだけで良いですからね。
コントローラーの設置面にできる隙間で反響している音を吸収してくれるので、余っている毛布やバスタオルがあれば是非活用してみてください。
コントローラーの周りを防音ブースで囲う
必須度:★★☆
静音性:★★★
手軽さ:★☆☆
鍵盤を叩くことで筐体との衝撃音が発生し、衝撃音が部屋全体に反響します。
「部屋全体に広がる反響音」を抑える為に防音ブースを作るというわけです。
先程紹介した「パテで内部を埋める」という対策とは異なり、外側に対して発生する音を抑える役割を果たしてくれます。
防音ブースと言っても簡易的なもので、必要なモノは「ホームセンターで販売している木材」と「吸音材」の2つだけでした。
ちなみに、木材は厚ければ厚いほど静音効果が見込まれます。
実際に防音ブースで効果があるのか疑問がある方は、一度ダンボールと毛布を利用した防音ブースを作ってみるのがオススメです。
ダンボールでコントローラーの周りを囲い、毛布で覆ってしまいましょう。
実はこれだけでもそれなりの静音効果が期待できます。
さて、実際にあいかわが作った防音ブースですが、高さ45cm×奥行き30cm×幅60cmの木材を組み合わせ、その中に吸音材を敷き詰めています。
高さはもう少し低くても良いのですが、手首皿の場合は腕が動かしにくくなるので少し高めの方が良いかもしれません。
吸音材は評判の良かった「タンスのゲン」の吸音シート(厚さ5cm)を購入。
一般的な防音材より密度が高くて吸音性能も良いと評判で、実際にかなり反響音を抑えられていてかなり満足しています。
ボタンの下にゴム材を挟む
必須度:★☆☆
静音性:★☆☆
手軽さ:★★☆
ボタンの裏に薄めのゴム材を貼り付け、打鍵時の衝撃音を和らげる方法。
GAMO2オンラインショップでもシリコン材が販売されていますが、100均のゴム手袋を切り貼りしても代用できます。
静音効果は薄いですが、「ないよりはマシ」といった感じです。
↓比較動画↓ ※7鍵がゴム材なし、5鍵がゴム材あり
ただし貼り付けるゴム材が分厚すぎると、ボタンの足がマイクロスイッチに届かなくなってしまい無反応の原因になってしまいますのでご注意を。
以上、あいかわが実際に試してかなり効果が高いと感じた静音化対策4選でした!
少しでも同じようなお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!