先日、職場でこのようなトラブルがありました。
画面の色が急に変になったんだけど!
うん、確かに画面の色が普通ではないね。
このようなトラブルが発生した時の対処方法を解説します。
目に優しいハイコントラストという機能がある
上の画像はハイコントラストが有効になっている状態で、画面の色が反転するような表示になっています。
バグでもなんでもなく、スマホで言うダークモードみたいなものです。
まずはこの設定が有効になっている可能性がある、という事をまず頭に入れておきましょう。
画面の色が変になった時の直し方
原因はいくつか考えられます。
- モニタの設定に変更が加わった可能性
- モニタ自体の故障している可能性
- Windows側でハイコントラストモードが有効になっている可能性
しかし、どうやって判別するの?って話ですよね。
原因①:モニタの設定に問題がある可能性
使っているモニタによってリセット方法は異なりますが、どのモニタにも設定リセットはあります。
一度設定のリセットを試してみましょう。
原因②:モニタ自体に問題がある可能性(モニタの故障)
モニタ本体の故障であれば変色する可能性も十分にあり得ます。
2つ以上モニタを所持している場合、別のモニタで接続してみてどのように表示されるかを確認してみましょう。
モニタが1つしかない場合、お手持ちのテレビでも構いません。
最近のテレビは大体HDMI端子が付いていますので、PCとテレビをHDMIで繋いでしまえばOKです。
別のモニタやテレビに接続してみて正常に表示されるようであれば、いつも使っているモニタが原因となります。
原因③:Windows側のハイコントラストが有効になっている可能性
方法1:もう一度ショートカットキーを押す
≪左Alt+左shift+PrintScreen≫を押すとハイコントラストモードが無効になり、通常の画面に戻ります。
ちなみにあいかわの環境では右Alt・右Shiftを使っても反応しませんでした。
方法2:設定画面から直接変更する
Windowsのロゴをクリックし、「設定(歯車マーク)」をクリック。
「簡単操作」をクリック
「ハイコントラスト」をクリックし、「ハイコントラストをオンにする」をオフにします。
オフにした時、通常の画面に戻ればOKです。
方法3:レジストリを修正する(やらなくてもいいです)
※注意:この方法はレジストリ変更の知識がある方のみ行ってください。
レジストリを変更する場合は必ずバックアップを取っておきましょう!
Windowsマークのキーを押しながら「R」を押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
「regedit」と入力して「OK」を押す。
レジストリエディタが開きます。
画面左側のツリー状になっているフォルダから下記フォルダを選びます。
\HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Accessibility\HighContrast
「Flags」をダブルクリックします。
ハイコントラストモードに変更した状態でFlagsの値を確認すると127となっていたので、この値によって表示を制御されているみたいですね。
通常、Flagsの値は122となっているようです。
とはいえ、普通にPC使ってるだけならレジストリを触ること自体あまりないと思います。
基本的には方法1と方法2を試せばOKです。
まとめ:画面の色が急に変になる理由は様々
大きく分けると3つの原因が考えられることになりますね。
- モニタの設定に変更が加わった可能性
- モニタ自体の故障している可能性
- Windows側のハイコントラストモードが有効になっている可能性
急に画面の色がおかしくなった時は、これらを参考に原因を切り分けてみましょう。
ハイコントラストモードにしながらこの記事を書いていたのですが、意外と悪くないと思い始めてきました(笑)
背景が暗いと目への刺激が少なくて良い感じです。
最近目が疲れることが多かったので良い発見になりました。
それではまた次の記事でお会いしましょう!